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    通常商品 なぜならそれは言葉にできるから——証言することと正義について なぜならそれは言葉にできるから——証言することと正義について【通常商品】

    ジャンル: 哲学・思想

    なぜならそれは言葉にできるから——証言することと正義について【通常商品】

    価格:3,960円(3,600円+360円)

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    著者名:カロリン・エムケ(著)浅井晶子(訳)カロリン・エムケ(著)浅井晶子(訳)【底本発行日:2019/10/16、底本版数:1、底本刷数:1】
    暴力をうけた人は、それを話すことができるだろうか。周囲の人はそれを聞くことができるだろうか。
    暴力は、日常の「こうであるはずだ」という約束を壊す。世界で生きていく前提が崩れてしまうのだ。だから、何が起こったのかを認識するのにとても時間がかかる。その話を聞いた人も、言われたことを即座に理解することはできない。
    けれども、暴力は世界中で蔓延し、ある日突然被害者になる人は増え続けている。世界への信頼を打ち砕かれた人が、ふたたび世界へと戻って来られるために、私たちは何ができるだろうか。
    著者エムケは戦地を取材し、さまざまな人と出会う。そこから、「語ること」「聞くこと」「聞いたことを伝えること」について考えていく。
    語ることを強いるのではなく、言葉にできないとするのでもなく、「それでもなお語る」ことを探ること。口ごもりながら、断片的に語るとき、そこには空白があり、謎があるかもしれない。だからこそ「それ」は言葉にできる。語りの首尾一貫性ではなく、聞く人が「それ」を聞けるかが、世界への信頼を取り戻す鍵となる。
    出会った人々の言葉とともに、旅するエムケの生活や思い出が、普遍的な考察へとつながっていく。温かく、深みのあるエッセイ。

    出版社:みすず書房

    販売開始日:2019年11月01日

    ISBNコード:978-4622088530

     

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    カロリン・エムケ(著)浅井晶子(訳)【底本発行日:2019/10/16、底本版数:1、底本刷数:1】
    暴力をうけた人は、それを話すことができるだろうか。周囲の人はそれを聞くことができるだろうか。
    暴力は、日常の「こうであるはずだ」という約束を壊す。世界で生きていく前提が崩れてしまうのだ。だから、何が起こったのかを認識するのにとても時間がかかる。その話を聞いた人も、言われたことを即座に理解することはできない。
    けれども、暴力は世界中で蔓延し、ある日突然被害者になる人は増え続けている。世界への信頼を打ち砕かれた人が、ふたたび世界へと戻って来られるために、私たちは何ができるだろうか。
    著者エムケは戦地を取材し、さまざまな人と出会う。そこから、「語ること」「聞くこと」「聞いたことを伝えること」について考えていく。
    語ることを強いるのではなく、言葉にできないとするのでもなく、「それでもなお語る」ことを探ること。口ごもりながら、断片的に語るとき、そこには空白があり、謎があるかもしれない。だからこそ「それ」は言葉にできる。語りの首尾一貫性ではなく、聞く人が「それ」を聞けるかが、世界への信頼を取り戻す鍵となる。
    出会った人々の言葉とともに、旅するエムケの生活や思い出が、普遍的な考察へとつながっていく。温かく、深みのあるエッセイ。
    「なぜならそれは言葉にできるから」——証言することと正義について 序章/1 さまざまな証人、または——我々に語るのは誰か?/2 精神的打撃、または——「理解しようと試みない」/3 「物体」への変身/4 二重化、または——リズム、儀式、物、脱出/5 去る、または——沈黙の時/6 信頼、または——それでも語る
    他者の苦しみ
    拷問の解剖学的構造
    リベラルな人種差別
    現代のイスラム敵視における二重の憎しみ
    故郷——空想上の祖国
    民主主義という挑戦
    旅をすること 1
    旅をすること 2——ハイチを語る
    旅をすること 3——旅のもうひとつの形について
    訳者あとがき
    初出

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